【北海道・後志】秋の蘭越町をロードバイクで走ってきた!【日本一の清流を眺めながら日本海に向けて河川敷ライド】

こんちゃ!元公務員現役フリーランスフォトグラファーのたかちゃです。今回も(一財)日本原子力文化財団さまよりお話しをいただき、秋の蘭越町を取材してきました!日本一の清流と言われる尻別川の河川敷に整備されているサイクリングロードをメインに、蘭越町の景色とグルメに触れてきました!

この記事で分かること
  • 蘭越町でサイクリングが楽しめることが分かる!
  • 蘭越町で見られる景色について分かる!
  • 蘭越町で食べられるグルメが分かる!

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目次

蘭越町の概要について

蘭越町は北海道後志地方の東部に位置する、人口約4500人(令和5年1月現在)の町です。町の周囲をニセコ連峰をはじめとする山脈に囲まれている盆地の地形となっています。町の中央を尻別川が東西約30kmに渡って流れており、日本海へと繋がっています。肥沃な平坦地は水田の耕作に適しており、蘭越町で生産されるお米は「蘭越米」として北海道内外でも高い評価を得ています。

北海道・蘭越町で日本一の清流を眺めながらのライドが最高だった!

今回の取材も前回の京極町に引き続き、新しい趣味として今年の春から始めた、ロードバイクを使って行いました!

今回は町の中心部から日本海に向けて尻別川の河川敷にサイクリングロードが整備されていることから、サイクリング初心者でも楽しめるコースだと思います。

次の章からは、日本一の清流である尻別川の写真を交えつつ蘭越町を紹介していきます。

スタート地点は町の中心部にあるランラン公園!

こちらのランラン公園、小さい子どもが遊べる遊具やパークゴルフ場があるだけでなく、春は桜の名所になったり、夏はカヌー体験や鮎やニジマス釣りができるなど、町民の憩いの場になるだけでなく、観光しにきた人でも楽しめるような公園になっています。

尻別川の河川敷沿いにあるサイクリングロードも、このランラン公園からスタートします。

いざ、蘭越町サイクリングスタート!

ランラン公園から始まるサイクリングロードですが、スタート地点にはわかりやすく標識が立てられているので、この道で合ってるよね?といった心配なくスタートできました。

路面にもわかりやすい矢印がありました。

しばらくはランラン公園の敷地内を走りますが、先ほど紹介した遊具や、川沿いには水遊びができそうなスペースもあって、とても綺麗に整備されている公園だと感じました。

路面状況も悪くなく、ハンドルを握る手にも優しい感じがしました。

さぁここから日本海に向けて出発です!

ランラン公園を抜けると一面、蘭越米の田んぼ!

右側に尻別川を見つつランラン公園を抜けると左側には蘭越米の田んぼが広がっていました。ちょうど稲刈りを終えたばかりのようで陽の光に照らされる稲穂を観ることは出来なかったのですが、逆に考えるとこれから町内で食べられるお米は新米と言うこと…!

これから新米の蘭越米を食べられるのを想像しながら田園地帯を走りました。

おそらく平均速度がいつもより速くなっていたに違いない。

サイクリングロードには親切な標識があり迷うことはない!

美味しい妄想にお腹を空かせながら走っていると、サイクリングロードが途切れ、一般道に繋がっているのが見えてきました。どうやら十字路にぶつかりそうです。

流石に大人になってからの迷子は笑えませんので、少し心配しながら近づくと、とある標識が見えてきました。

!!?

なんとサイクリングロードの続きを指し示してくれているではないですか!

どうやらこのサイクリングロードは蘭越町にて河川コースとして設定されているらしく、この先の分岐点にもこの標識が設置されていました。初めてここを走る人にも親切で、ホスピタリティーに溢れたサイクリングロードだと感じました。

標識だけじゃない!尻別川沿いサイクリングロードの整備がすごい!

先ほど紹介した標識だけではなく、他にもサイクリストに優しい整備がたくさんありました!この章で紹介するのは以下のとおり。

  • しっかりトイレが整備されている
  • ゆっくり休める休憩所もある
  • 段差など事前に知らせてくれる
  • ゴールまでの距離が走りながら分かる

順番に紹介していきます。

しっかりトイレが整備されている!

ランラン公園を抜け尻別川沿いを走っていると、綺麗な木の囲いの中に仮設トイレが設置されているのが見えてきます。

また、ちょうど走っている最中に新しい仮設トイレの設置工事をしている箇所も通り過ぎたので、今後はもっと間隔が狭く設置され、よりサイクリストに優しいサイクリングロードになりそうです。

ゆっくり休める休憩所もある!

この尻別川沿いを走る河川コースにはトイレだけでなく、屋根の下でゆっくり休める休憩所もありました。

ランラン公園からゴールの日本海まで、ちょうど半分ほどの位置に設置されているため、そこで補給食やドリンクを摂っても良いかもしれません。

方角的にここからは羊蹄山が見えるようですが、この日はあいにくの曇り空でみることは出来ませんでした。残念!

奥に見えるのは羊蹄山。雲がなかったら綺麗だったんだろうな…

段差などを事前に知らせてくれる!

走っている最中、少し大きめの段差に乗って、ハンドルから手が離れてしまい危うく落車しそうになった経験はありませんか?僕は2回ほどあるのですが、この尻別川河川敷のサイクリングロードでは、そんな大きめの段差や路面のつなぎ目などを、路面に示されてあるオレンジ線で事前に確認して注意して走ることができます。

これはありがたい整備だと思っていて、とことんロードバイク乗りに優しいサイクリングロードだと感じました。

ゴールまでの距離が走りながら分かる!

こちらのサイクリングロード、ゴールが近づいてくると路面に大きく数字が書かれていることに気づくかと思います。

この数字、実はゴールである日本海までの残り距離数を示しています。さすが日本海、近づくにつれて風が強くなってきてなかなか進みませんが、残りの距離が分かると俄然やる気と元気がでてきて、モチベーションを維持することが出来ました。

こちらは残り10km地点の写真

ゴール!!日本海に到着!

さて、片道約24kmのサイクリングもいよいよ大詰め。

サイクリングロードから一般道に入り、海岸線を走ります。この海岸線の横風が強くて強くて、間違いなく最後の難関でした。風が強いためもちろん波も高く、荒々しい日本海らしい日本海をみながら、ゴールである道の駅シェルプラザに到着!

24kmという決して長くない距離だったことや、サイクリングロードの路面も比較的綺麗で走りやすかったことから、最後の強風を除いて終始気持ちよく走ることが出来ました。

今回初めてこんなに長いサイクリングロードを走ったので楽しかったですし、何より蘭越町ならではの風景に囲まれる時間がとても贅沢で、ぜひまた走りたいと思いました!

尻別川の河口と日本海

自転車に乗りながら観た蘭越町の景色

尻別川の河口。陽の光のせいもあって雄大さを感じた。
ビアンキと似てる色の橋を発見!
尻別川を眺めながら走れる贅沢な時間。
秋の終わりが近づいている中、まだ綺麗に残っていた紅葉。

蘭越米をふんだんに使った蘭越町グルメ!

ここからは、蘭越町で食べたグルメを紹介します。今回紹介するグルメは下記の2つ!

  • 麺処ほう龍の特選味噌らぁめん
  • 街の茶屋レストランぼん田の蘭越米おにぎり

開店10分でほぼ満席、地元民にも愛される麺処ほう龍

蘭越にきて最初の食事は後に紹介する街の茶屋レストランぼん田で蘭越米を使ったおにぎりを取材する予定でしたが、なんと月に数日ある休館日にちょうど当たってしまい、次の日に予定していた麺処ほう龍さんへお邪魔しました。

なぜ蘭越米が町の特産品として有名なのに、ラーメン屋さんにお邪魔したのかと感じる方もいらっしゃると思います。実はこちらのほう龍さん、平日はラーメンを注文でお茶碗一杯分の蘭越米がサービスで提供されるのです!このサービスは蘭越のラーメン屋さんならではのサービスだと思い、こちらのお店にお邪魔することは今回の取材の計画を立てる中で比較的早い段階で決定しておりました。

開店と同時に入店しようと開店時間10分前に到着したのですが既に2組の待ちが。いざ入店。メニューを眺めていると続々とお客さんが入ってきてあっという間にほぼ満席になりました。店員さんと気軽に会話していることから地元の方もたくさんいらっしゃっているようでした。

さて今回注文したのは特選味噌らぁめん。そして忘れてはいけないサービスの蘭越米。ラーメンとライスなんて背徳すぎる。しかもライスは蘭越米ときた。これは期待せざるを得ません。

着丼!

味はコクのある濃いめの味噌で、まさにご飯が絶対合う味。麺はちぢれ麺で、濃いめのスープをしっかり持ち上げてくれます。珍しく感じたポイントとして、キクラゲも入っていました。食感が楽しくてこれはアリ!

さてさて、肝心のご飯、新米の蘭越米をいただきましょう!

お冷で味覚をリセットしてから、まずはそのまま…(パクっ)

おぉ!新米の蘭越米はしっかりお米特有の甘みがありながらも、さっぱりしているというかクセがないというか、一緒に食べるおかずの味を引き立ててくれそうな味でした!

初めての蘭越米、まさかラーメンと一緒に食べるとは思いませんでしたが、普段食べているお米との違いを楽しみながら美味しく食べることが出来ました!

美味い美味いとラーメンを食べている最中、他のお客さんのチャーハンの注文が多いことに気づきハッとしました!チャーハンも蘭越米を使っているのか!

次回はチャーハンを食べようと心に決めながら退店。

お店のスタッフのみなさんも、とても元気で気持ち良い接客をうけることが出来ました。

蘭越米をダイレクトに楽しむなら、街の茶屋レストランぼん田のおにぎりで決まり!

次に紹介するのは、街の中心部にある街の茶屋レストランぼん田です。こちらの建物、町の観光協会も兼ねているだけでなく、お土産も販売しており、観光客が多く訪れるスポットでもあります。

さて、こちらは取材2日目の遅めの朝食として伺いました。

オーダーしたのはもちろん蘭越米を使ったおにぎり。味は南蛮みそ・クリームチーズおかか・子ぎつねバターをオーダー。汁物に豚汁ハーフも一緒に。

柔らかく握られていて、おにぎり全体がふんわりしていて、持っただけで美味しいとわかるおにぎり

南蛮みそは甘辛く味付けされた味噌がたっぷり入っているものの、しょっぱ過ぎないちょうどいい塩梅。クリームチーズおかかは北海道民なら誰もが知ってる某コンビニから同じ品名のおにぎりが販売されていますが、こちらの方が上品に感じました。子ぎつねバターは可愛いネーミングに惹かれてオーダーしました。気になる具材は細かく切った油揚げをバターと鰹節と一緒に和えたものがはいっていて、初めての味と食感を楽しむことが出来ました。

3つのおにぎりを食べて感じたのは、やっぱり蘭越米はさっぱり食べられて、一緒に食べるおかずを引き立てるお米だということ。今回オーダーした3つの具材はどれも濃い味付けではないものの、具材の味も、蘭越米の味もしっかり感じられる絶妙なおにぎりでした

一緒に注文した豚汁ハーフも、朝にはとてもちょうどいい味と量で、とても沁みました。他のお客さんで単品を食べている人もいましたが、結構な量だったのでお腹が空いている時は単品注文も良いかもしれません。

まだまだあるよ、蘭越町の観光スポット!

実はまだある蘭越町のオススメスポットはこちら!

  • 世界中の貝が展示されている、貝の館
  • 年中湯気が立ち上る大湯沼

世界中の貝が展示されている貝の館

こちらは道の駅に隣接している施設で、館内は綺麗な貝や驚くほど大きい貝など、たくさん展示されていました。館内は撮影出来なかったので、ぜひ実際に訪れてみて欲しいです!

年中湯気が立ち上る大湯沼

海沿いにある貝の館とは打って変わり、こちらの大湯沼は山の中にあります。源泉が湧き出す沼で、ここから湧く温泉は、ニセコ湯本温泉の源泉となっています。

公園のように遊歩道が整備されていて、グツグツ湧き出す温泉を間近で観ることも出来ます。

蘭越町を訪れてみて〜まとめ〜

今回蘭越町を訪れてみて感じたことは、サイクリングロードがしっかり整備されていていろんなコースを楽しめること。あとはやっぱりお米が美味しい。普段食べているお米と違いを楽しめるだけでも楽しいですし、何よりライド後の心地よい疲労感が蘭越米をさらに美味しくさせてくれます!

ぜひまた別のサイクリングコースを走ってみたいですし、また蘭越米を食べに訪れたいと思います!

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