【元公務員がマイルドに書く】公務員は本当に安定なの?【人生イージーモード!?】

こんにちは!

元公務員・現役フリーランスフォトグラファーのたかちゃです!

いきなりですが皆さん、「公務員は安定」って言葉、聞いたことありませんか?

きっと現役公務員の方だったり、公務員を目指している人だったり、家族や親戚に公務員の方がいる場合は、よく聞いたことがあるフレーズじゃないかなぁと思います。

ちょっと待ってください!「公務員は安定してるから〜」は、果たして本当なのでしょうか?

結論、お金の面では安定してます!

でも、お金持ちになれる人は少ないです!

それってどういうこと?って思いますよね笑

それでは詳しく、僕の実体験も交えつつお話しして行きますね。

\\\\٩( ‘ω’ )و ////よっしゃいくぞーっ!!

この記事はこんな人にオススメ!
・公務員のお給料事情を知りたい方
・公務員を目指して勉強中の方
・お子さんを公務員にしたい親御さん

本題に入る前に少し自己紹介をさせてください。

僕は北海道のとある地方自治体の職員として働いていましたが、一度きりの自分の人生、やりたいことにチャレンジしたい!好きなこと・得意なことで生きていきたい!と思い、「世間では」安定と言われる公務員を退職し、現在はフリーランスフォトグラファーとして活動しています。

↓↓↓たかちゃのプロフィールについてはこちらまで↓↓↓

https://takaempirewakuwakuwack.com/iamtakacha/

さて、それでは本題に入ってきましょう!

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目次

お給料は安定!それ以上でもそれ以下でもありません!

はい!公務員のお給料は安定してます!

その理由については次の通りです。

  • 成果に関わらず年功序列で決まった金額をもらえる。
  • 毎年、夏・冬のボーナスを必ずもらえる。
  • 毎年、確実に給料が上がる。

1つ1つ書いて行きますね!

年功序列で決まった金額をもらえる

まず1つ目。年功序列で決まった金額を毎月もらえるということ。


民間企業だと、ノルマがあって、それの達成度合いによって昇給などに関わってくると思いますが、基本的に公務員にはノルマや他社との競争がありません!

公務員は、長く勤めれば勤めるほどもらえる給料は多くなっていきます!

ノルマが無く決まった金額がもらえます。

しかもそれが減ることはありません!

ただしそのマチの財政状況によっては「独自削減」や、日本経済に多大な影響を及す天災等が発生した場合は何%かカットされる可能性もあります。

それでも若手職員までその影響が大きく及ぶことは滅多にないと思います!

ノルマがあるとどうしても職場内競争があると思うんだけど、僕は人と競争するのが苦手だったから、こういう体質の職場は向いてたかも。。。

毎年2回、確実にボーナスがもらえる

続いて2つ目。毎年夏と冬に必ずボーナスがもらえます。

初めてのボーナスは入庁してすぐ6月です。1年目の夏のボーナスは1〜3月分は働いていないため満額ではないですが、これが嬉しいのなんの!

僕はそのボーナスをほぼほぼ全部使って、念願の一眼レフだったり、カメラ用品を買いました!

あとは家族にご飯をご馳走して、残ったわずかなお金は貯金しました笑

民間企業であれば年1回しかボーナスがもらえなかったり、そもそもボーナスがなかったりするところもあるかと思いますが、公務員は間違いなく年2回ボーナスをもらえます。

そういった部分でも公務員が安定と言われる理由でもあるのかなと思います!

ちなみにボーナス1回の金額は自分の月給の2倍ちょっとです。

この倍率については人事院というところで、民間企業の景気の良し悪しに応じて調整され、増減します。→人事院勧告と言います。

この人事院勧告の調整も含め換算すると、年間で、給料の4〜4.5倍くらいのお金をボーナスとしてもらえるという計算ですね。

ボーナスには本当助けられたなぁ。。。
たった一夜で半分近く溶かした失敗もしたけどね´д` ;

毎年、確実に給料が上がる

最後の3つ目。

毎年1月1日付で、ほぼ確実に給料が上がります。

俸給表というものに基づき給料が決まるのですが、その中に記載されている「号俸」が毎年上がって行きます。

勤務態度等に応じてこの号俸の上がり幅は多少変わってきますが、悪くても現状維持です。

号俸が低い(年齢が若い)職員ほど給料の上がり幅が広く、僕の場合は毎年約8,000円ずつ上がって行きました。

逆に、号俸が高い(年齢が高い)職員は1年にたった数百円しか上がりません。。。

まぁそんな人は既に結構な金額をもらっているので気にもしてないでしょうけどね笑

ちなみに僕は財政係を担当していたので、全職員の給料を見る機会が多数ありましたが、課長クラスになると基本給は45〜50万円ほどの職員が多かったと思います!

いずれはこんなにもらえるのかー!とワクワクしながらハンコを押してましたね!

僕の場合、1年目の基本給は約14万円。7年勤めたら約20万円だったよ!特に大きな成績を残した訳じゃないけど確実にお給料は増えてたね!

安定はしているけれどもお金持ちにはなれないかも?

確かに安定はしています。

ですが、裏を返せば、先ほどお話しした俸給表の通りにしかお金をもらえないということです。

自分が出した成果・実績に応じて出世して給料が上がるサラリーマンと違って、公務員はどんなに頑張って地域住民の役に立ったとしても、すごい功績を残したとしても、俸給表の中に書いてある給料の金額しかもらうことはできません。

簡単にいってしまうと、公務員にはもらえる給料の上限があるということです。

次からは僕がみてきて、公務員はお金持ちになれないと感じた実態をお話しするね!

公務員には再任用制度といって、希望する定年退職した職員をこれまで培った熟練の知識や経験を再度、地域住民のために活用して定年後の生活費の足しにしてくれ、と、俸給表の低い賃金で単年度契約で雇い、働いてもらうという制度があります。

ようやく迎えた定年退職、ついに労働という義務から解放されて自分の好きなことだけして生きていける人生の第2ステージ。

本当にお金があれば再任用なんて希望しないでゆっくり遊んで暮らしますよね?(僕だけ?)

でも、自分が働いていた職場の定年退職者は全員再任用制度を使って、1年または2年、継続して働いていました。

奥さんも公務員だった人、独身貴族だった人、いろんな人の定年退職を見てきましたが、もれなく全員、です。

本当にお金があれば再任用なんて希望しないでゆっくり遊んで暮らしますよね?(僕だけ?)

生きていくのに苦労しないくらいの給料はもらえるけど、第二の人生を遊んで暮らすのは難しいってことだね!

「公務員は安定」の本当の意味。これが分かればある意味人生イージーモードかも!

公務員の給料は激しい増減は無く、ある程度の年齢になったらある程度の良いお給料がもらえることがわかったと思います。

でもこれって、本当の意味で安定と言えるのでしょうか?

給料の面だけでいうと、正直民間企業に就職した多くの友達の方が給料は良かったです。

元公務員の僕が考える「公務員は安定」の本当の意味は、「人生設計がしやすい」ということです。

先ほどもお話しした通り、公務員は俸給表に準じて給料がもらえます。それを見れば自分が何歳くらいでどれくらいの給料がもらえるのか、すぐに分かります。

ということはそれを基に、たとえば、いつ車を買うか・いつ結婚するか・いつ家を建てるか、といったように、比較的簡単にこれからの自分の人生設計を立てられます。

民間企業で働く場合、極端な話、いつ会社が倒産するかもわからない状況の中、これから何十年先の自分の人生設計を若いうちから立てていくのって難しいですよね?

これからの人生、と書くと大げさに聞こえてしまうかもしれません。

でも、例えば3年後に海外旅行に行きたい!貯金を始めよう!と考えたとき、いつどれくらいの金額の給料がもらえるかわかり、確実に年に2回ボーナスをもらえるという公務員の利点を活かして、月にいくら貯金すれば良いかの逆算が簡単に出来ちゃいます。

これも立派な人生設計だと思いませんか?

自分が考える「公務員は安定」の本当の意味は、「人生設計が立てやすい」ということです。

そうはいっても思い描いた通りにいかないのが人生。
それでも、将来のことを何も考えられず働くよりも、まだ安心だよね。

まとめ

さて、果たして公務員は本当に安定なのか?

まとめます!

  • 公務員はお金の面では確かに安定している
  • でもお金持ちの人は少ないかも
  • でもでも人生設計を立てやすいので、人生イージーモードで生活できる可能性は高い

以上、公務員は安定しているかについて、公務員の給料についてだったりを元公務員の僕が考える安定の本当の意味を併せてお話ししました。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

ばいちゃ!

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