こんにちは!
元公務員・現役フリーランスフォトグラファーのたかちゃです!
前回の記事で、公務員はお金の面では安定だよ〜ということをお話ししました。
その記事ではあえて、「お金の面では」という書き方をしておりました。
その記事はこちら。まだ読んでない方はぜひ読んでみて下さい。
https://takaempirewakuwakuwack.com/koumuinn-antei-easymode/
さて、それでは公務員は精神的・メンタル的には安定しているのでしょうか?
結論、人による!!
おい!適当なこと言うなよ!って声が聞こえてきそうですが、これ、本当に「適当」なんです。
それはどういうことなのか、この記事で僕の実体験をあわせて、公務員のメンタル事情と、実際に僕がメンタルをやられそうになった時の克服方法を紹介します!
この記事は、地方公務員特有のメンタル事情についてお話ししていますが、ぶっちゃけるとどの職種、どの職業でもメンタルをやられる可能性はありますので、公務員以外の社会人の方にも読んでいただきたいです。
と言うことで、
この記事はこんな人にオススメ!
・公務員のメンタル事情を知りたい方
・公務員を目指して勉強中の方
・現在社会人でメンタルがやられそうな方
本題に入る前に少し自己紹介をさせてください。
僕は北海道のとある地方自治体の職員として働いていましたが、一度きりの自分の人生、やりたいことにチャレンジしたい!好きなこと・得意なことで生きていきたい!と思い、「世間では」安定と言われる公務員を退職し、現在はフリーランスフォトグラファーとして活動しています。
↓↓↓たかちゃのプロフィールについてはこちらまで↓↓↓
https://takaempirewakuwakuwack.com/iamtakacha/
さて、それでは本題に入ってきましょう!
\\\\٩( ‘ω’ )و ////よっしゃいくぞーっ!!
メンタルをやられる原因はそう、ストレス。
ですよね。
間違いなくストレスです。
僕のブログは健康カテゴリのブログではないので、ストレスについて用語の説明とかはしませんし、大体は説明しなくても皆さん誰しもが知ってることなので割愛します。
次からは僕がメンタルをやられるか否かは人によると思う理由を、ストレスを感じる場面ごとに実際に僕がとってきた対処法を交えてお話ししていくよ!
メンタルをやられるか否かはその人による理由3選
最初に結論を書いてしまいましたが改めて書きます。
メンタルをやられるかは人による。
僕がなぜそう断言出来るか、その理由については次の通りです。
- 大前提、ストレスの感じ方は人それぞれだから。
- 部署の異動先・頻度が人によって違うから。
- 出身地が人によって違うから。
それでは、1つ1つお話ししていきますね!
※今回の記事ではこれら1つ1つをざっくりお話ししていきますが、「部署の異動先と頻度」については改めて1つの記事にしましたので読んでみてください。
【公務員がメンタルをやられるかは人による理由】ストレスの感じ方は人それぞれだから〜当たり前だけど、それを無理に変えなくてもいい〜
まず1つ目。働いていく上で切っても切り離せない、ストレス。
当たり前ですが、人それぞれストレスの感じ方は違いますよね。
これが一番メンタルをやられる人か否かの分かれ道ですが、それはその人個人の「個性」なので、なかなか変えられるものではありませんし、無理に変えようとする必要もありません。
ここでポイントなのは、自分がストレスを感じやすい人なのかを知ることが大事です。
問題なのはその人個人ではない
問題なのはその人個人ではなく、ストレスを感じやすい人なのかどうかを見極めて、柔軟に接することが出来ない周りの人間が多いということです。
笑わせようと思って話したことや、同じセリフ、同じ口調で話したことでも、人によっては感じ方が違うっていうことを知らない、可哀想な人間です。
どうでしょう?もしあなたが今、誰かの言葉に傷つけられているなら、「可哀想な人だなぁ」とその人のことを思ってみてください。きっと心が軽くなりますよ!
でも、そう思う前に、やってほしいことが1つだけあります。
それは、その人のことを知る努力をすること。
ただ落ち込むのではなく、この人はどういう意図を持ってこういう話し方をしているんだろうと考えてみたり、あるいは他の職員に、あの人ちょっと怖いんだけど、どういう人?って聞いてみてもいいと思います。
もしあなたがその人を知る努力をした上で、わざとあなたを苦しめようと思って発言していることがわかれば、「可哀想な人だ」と思っても構いません。むしろそう思ってください。
でも、何の悪気もなく発言したことに対し、あなたに「可哀想な人だ」と思われるのは、違う意味で可哀想ですよね?笑
同じ職場で働く仲間ですので、仲良く仕事していきましょう!
(まぁ僕の前の職場はその意識を持っていない職員が多くいた訳ですが泣)
僕の場合は、異動の時に上司から「来年度からのたかちゃの上司、喋り方かなりキツイけど、怒ってるわけじゃないから萎縮しないでね」とアドバイスされたおかげで気持ちが楽になったよ!それでも可哀想な人だと思うことはあったけどね!笑
【公務員がメンタルをやられるかは人による理由】部署の異動先・頻度が人によって違うから
続いて2つ目。上の章では、人間関係に絞ってお話しましたが、ここからはストレスを受ける場面ごとにお話していきます。
公務員の異動は転職するに等しいと言われています。
ただ、普通の転職ではありません。
普通の転職は、「どんな会社なのか」、「どんな仕事内容なのか?」と、ある程度の時間を使って調べて、その準備をしますよね。
ですが、公務員の異動の場合は違います。
「どんな部署なのか」、「どんな仕事内容なのか」、異動する約1週間前に内示が出るので、時間をかけてそんなことを調べる余裕はありません。
今の担当の仕事をしつつ、夜遅くまで引継書を作り、机の中の私物を整理し、すぐ目の前の次年度に向けて準備をしなければいけません。
また、今の仕事内容とは全く関係ない部署に異動になるのが普通です。
時間をかけて培ってきた自分の経験が活かされることはほぼありません。
ですので、ようやく引き継ぎが終わったと思っても、異動してすぐは仕事を覚えるために、サービス残業は当たり前ですし、もちろんミスして上司や地域住民に怒られることもあります。
これ、ストレス以外の何ものでもないですよね?
ではなぜ、その異動によってメンタルをやられる人とそうでない人がいるのか。
それは異動の頻度がバラバラだからです。
僕が知っている人で、早い人は半年で異動し、長い人は10年も同じ部署にいました。
短い頻度で異動を繰り返す職員はそれだけサービス残業やミスをする機会が増えるということで、逆に滅多に異動しない人は、その仕事について熟知しているため、残業なんてしないですし、ミスだってしません。
もうお分かりかと思いますが、単純にストレスを感じる数の差で、メンタルがやられるか否か人によるということです。
僕の先輩でも、教育委員会→水道課→福祉課と、全く仕事内容が異なる部署への異動を短期間で繰り返した先輩がいましたが、メンタルをやられてしまい、長期の病気休暇をとってしまいました。
今では水道課に配属が戻ることになり、元気にまた働いてはいますが、やはり短期間で複数回の異動はキツいんだな、と感じた出来事でした。
元公務員の僕がメンタルがやられるのを防ぐためにしてきたこと
さて、それでは異動について僕が実際にメンタルをやられないように心掛けてきたことをお話しします。
それは、出来ないことは出来ないと割り切ること。
一見、無責任に感じるかもしれませんが、全く畑違いのことをいきなりやれと言われても出来る訳がないんです笑
もちろんいつまで経っても出来ないはナシですけど、1人で働いている訳ではないので、できるようになるまでは思う存分周りの人に助けを求めましょう!
公務員の異動については、詳しく1つの記事にしましたので、読んでみてください。!
僕は税務課から産業課に異動になった時は特に辛かったです。この前までずっと電卓叩いてたのに、今月から山登ってクマと戦うの!?出来る訳ないやんって笑
【公務員がメンタルをやられるかは人による理由】出身地が人によって違うから〜地方公務員あるあるかも〜
どういうこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これはもしかしたら田舎の役所あるあるかも。
過疎地域においては、その役所の職員を地元出身の新卒者で補充することが難しくなってきているため、どうしても他の市町村から採用しなければ、そのマチの運営を行なっていくのが難しい自治体が多数あり、地元ではない人がそのマチの職員になるケースが増えてきています。
それが一体どうメンタルにつながってくるのか?
それは閉鎖的で排他的要素を多分に含んだ環境であるから。ということです。
簡単に言うと、地元の人たちで仲良しこよし、よそ者はよそ者。
これは役所の中だけでなく、地域住民の気質というか、そういう風土というか、田舎特有の空気があると思います。
例えば、隣マチ出身のAくんと、地元出身のBくんが同期で入庁したとします。
仕事がしやすいのはAくんとBくん、どちらでしょうか?
簡単なクイズです。
答えはBくんですよね。
Bくんは、他の先輩職員やそこそこの年齢の職員、それだけでなく地域住民もBくんを小さいころから見てきているからです。
そういった職員はもちろん素性の知れないAくんよりも小さい頃から見てきているBくんの方が声をかけやすいですし、Bくん本人も、声をかけてくれるから困っていることがあっても他の職員に聞きやすい。地域住民においても、窓口等で「おお!○○のところの子どもか!」のように、圧倒的にBくんの方が働きやすい環境があります。
地元出身ではないAくんはその逆で、仕事を覚えるのと並行して職場で良好な人間関係を築くための努力をしないといけません。
【地方公務員】地元出身じゃない僕の人間関係の構築の仕方
では、地元ではない役所で7年働いた僕はどのようにして人間関係を構築してきたか。
それは、とことん自分という人間を知ってもらう努力をしました。
具体的には自分から積極的に話しかける・自分の趣味をオープンにする・お誘いのあった飲み会は全て参加する、です。
自分を小さい頃から知らないのであればこちらから一方的に「僕、こういう人間です!」って教えてあげる必要があります。
上記のことをした結果、僕と同じく地元出身ではない職員よりも、僕の方が話しかけてもらえるようになりましたし、同じ趣味を持つ職員とプライベートで遊びに行くようにもなりましたし、居酒屋のママと仲良くなって、飲みに行くたびにサービスしてくれるようになったりしました笑
ということで、地元ではない役所に勤める方はとことん自分からアタックしていきましょう!
もしかしたら相手も、話しかけてみたいけど、どういう人かわからないから話しかけられないだけかも知れませんよ!
地元出身じゃない僕も人間関係には悩んだけど、とことん自分を知ってもらうことで、最終的には退職する際に、いろんな人が送別会を開いてくれたよ!その数5回笑
まとめ
ここまで、公務員のメンタル事情についてお話ししてきました。
まとめます。
結論、メンタルをやられるか否かは、人による。
- ストレスの感じ方は人それぞれだから
- 部署の異動先・頻度は人それぞれだから
- 出身地が人それぞれだから
そして、メンタルをやられないために僕がやってきたこと
- 相手のことをよく知る努力をする
- 自分のことを知ってもらう努力をする
- 出来ないことは出来ないと割り切る
以上、公務員のメンタル事情と、僕がやってきたメンタルを守る方法をお話ししたよ!働いてく中でストレスを感じることは多いけど、上手く逃しながら生きていこう!
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