【元公務員がマイルドに書く】公務員の異動は運ゲーって本当？【まさに部署ガチャ】

こんにちは！

元公務員・現役フリーランスフォトグラファーのたかちゃです！

以前、公務員のメンタル事情についての記事を書きました。

その記事では、メンタルをやられる原因は間違いなくストレスであり、ストレスを受ける場面の１つに異動があるよ！ということをお話ししました。

その記事はこちら。まだ読んでない方はぜひ読んでみて下さい。

https://takaempirewakuwakuwack.com/koumuinmental/

さて、公務員の異動について、異動は運ゲーってよく耳（または目）にすると思いますが、果たしてそれは本当なのでしょうか？それでは公務員の異動についてお話ししていきましょう！

結論、運ゲーでしかない！もはや部署ガチャ！！

タイトルの通りです。運ゲーです。部署ガチャです。いくら課金しようが、希望の部署に行ける訳ではありません（課金とは）。

たまに、異動希望部署を聞いてくれる自治体もあるようですが、希望を出したところで必ずしもその部署に配属されるとは限りません！

なら聞かないでくれよ！期待しちゃうじゃないか！

と思っちゃいますよね。

この記事では、僕の実体験をあわせて異動についてと、異動のメリットとデメリット、をお話しします。

と言うことで、

本題に入る前に少し自己紹介をさせてください。

僕は北海道のとある地方自治体の職員として働いていましたが、一度きりの自分の人生、やりたいことにチャレンジしたい！好きなこと・得意なことで生きていきたい！と思い、「世間では」安定と言われる公務員を退職し、現在はフリーランスフォトグラファーとして活動しています。

↓↓↓たかちゃのプロフィールについてはこちら↓↓↓

https://takaempirewakuwakuwack.com/iamtakacha/

さて、それでは本題に入ってきましょう！

＼＼\\٩( ‘ω’ )و //／／よっしゃいくぞーっ！！

そもそも公務員の異動ってどんな感じなの？

公務員の転職を一言でわかりやすく書きます。

(転職活動を行わない)転職です。

今まで自分がやってきたことと全く畑違いの部署に配属されます。

しかもある日突然にその時はやってきます。。。

公務員の異動についてのアレコレ

公務員の異動「周期について」

そもそも異動とは、職員の技術向上や、長年同じ部署で働くことによる外部組織との癒着を防ぐために定期的に行われます。

異動の周期は人それぞれですが、大抵は３〜４年周期での異動が多いと思います。ですが、７年働いてきた僕が見たり聞いたりした話だと、早い人で半年、長い人は１０年で異動してる人もいます。

また、年齢によっても異動の周期は変わり、若い職員ほど周期は早くなります。

それは「若いうちにいろんな部署を経験させるため」、という前向きな理由と「役所内の人事で若い人は動かしやすい」という前向きではない理由の２つがあります。

特に、役所の人事の中で緊急性(年度内退職者や休職者)が出てきた場合、後者の理由で、若い人が「もらい事故的」に異動となりやすい場合があるということです。

公務員の異動「異動先について」

先ほどもチラッと書きましたが、全く畑ちがいの部署に配属されることがほとんどです。今まで苦労して覚えてきたことが活かされることはほぼほぼ無いの安心してください。

また、異動先の部署が果たして激務の部署なのか、それとも比較的まったりできる部署なのか、こればっかりは首長の意向のまま、まさに運ゲー、部署ガチャです。

ただ、係長クラスになると、若い頃に経験してきた部署に異動するケースが多いので、運ゲーはもう嫌！という方や、部署ガチャ怖いなぁと思っている方はなんとか係長クラスになるまでお体を壊さないように頑張ってください！としか言えません。

また、異動を告げられるのは異動する４月１日の１週間前が普通です！

急いで引き継ぎ書の作成と机の中の私物を片付けてください！！

公務員の異動「出世する部署について」

この部署に配属されると出世すると、まことしやかに囁かれている部署もあります。

それは総務課・財政課・人事課・国や道都府県、または他市町村への派遣です。

総務課や財政課、人事課については役所全体の業務に関わる部署であり、担当する仕事も多岐に渡るため、能力が高い(この言い方嫌いですが)職員が配置されることが多く、またそれらの仕事をこなせてしまうので、将来出世すると言われています。

国や道都府県、または他市町村への派遣については、その役所の代表選手として派遣されるため、優秀な職員が選ばれます。もちろん派遣先に恥ずかしいと思われるような職員は対象にすらなりません。

そして、派遣から戻ってきた多くの職員は、その派遣先で専門的な知識を携えて戻ってきているはずですので、派遣先と同じまたはかなり類似した部署に異動する場合が多く、そのまま出世するパターンがあります。

これまでの文章で気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、出世するか否かは、働く「部署」ではなく、その部署で働く「職員」によるということです。

その部署に配属されなかったから自分は出世できないんだ。。。と思う必要はありませんので、今配属されている部署でベストを尽くしましょう！

異動のメリット

それでは次に異動することのメリットについてお話します！

いろいろな人と出会えていろいろな経験を積める

先ほどもお話ししたように、異動は今の部署と全く畑違いの部署に配属されることがほとんどです。ですが、裏を返せば他の職員や民間企業の方、地域住民の方など、これまで出会うことのなかった人たちと繋がることができ、それら全てが自分の経験や刺激になります。

仕事内容についてももちろん全く別物になるので、最初は大変ですがこなせるようになったあなたは間違いなく出来ることが１つ増えてレベルアップしてます！

もし嫌な上司や同僚がいても数年で離れることができる

自分でどんな仕事をしたいのか選べないのが公務員です。同じく上司や同僚も選ぶことはできません。

とてもハードな部署に異動になるかもしれませんし、苦手な職員と一緒に働くことになるかもしれません。

でも、先ほどもお話した通り、公務員は一般的に３〜４年で異動があり、そんな業務、そんな人たちともオサラバできます。その時を待ちましょう。いずれ必ずその時は訪れます。

その点を考えると、そういった環境を変えるためには職場そのものを変えないといけない民間企業にはないメリットなのではないかな、と思います。

でも一番大事なのは、職場環境が悪ければ我慢しないこと！！

本当に無理！と思ったら気のおける上司や課長に相談しましょう。

体が資本ですよ！

異動のデメリット

続いて、デメリットについてお話していきます！

実はこれ、１つしかありません。

マジで！？　１つしかないの！？

そうです、１つしかありません。

ここでこの記事のタイトルを改めてデメリットとして書かせていただきます。

• 運ゲー、部署ガチャのため、メンタルをやられる可能性があるということです。

タイトルにもある通り、まさにこれしかありません。ですがこれがあまりにも大きすぎるデメリットでもあります。

自分の苦手な業務を担当するかもしれないですし、苦手な上司と同じ部署かもしれない。または残業が日常茶飯事になってる超激務な部署かもしれません。

それにより、体調を崩し、最終的にはメンタルをやられてしまい、長期の病気休暇を取ることになってしまうかもしれません。

実際に僕の先輩は教育→水道→介護と短期間で全く異なる部署への異動を繰り返した結果、メンタルをやられてしまい、長期の病気休暇を取らざるを得なくなってしまいました。

公務員のメンタル事情についての記事はこちら

https://takaempirewakuwakuwack.com/koumuinmental/

そう、もしかするとメンタルをやられる原因にもなり得るのが異動です。

先ほどもお話しました。

本当に無理！と思ったらすぐに気のおける上司や課長に相談しましょう。

体が資本ですよ！（大事なことなので２回言います）

まとめ

ここまで、公務員の異動とそのメリット・デメリットについてお話ししてきました。

結論、公務員の異動は運ゲー、部署ガチャである。

異動のメリット

• いろんな人と出会えていろんな経験を積める
• 嫌いな部署や、上司・同僚といずれ必ずオサラバ出来る

異動のデメリット

• 運ゲー、部署ガチャであるためメンタルをやられる可能性がある

伝えたいこと→体は資本。決して無理しないでくださいね。