こんにちは!
元公務員・現役フリーランスフォトグラファーのたかちゃです!
皆さん、カフェやレストランに行って美味しそうでおしゃれな料理が出てきた時、食べる前に写真を撮りたくなりませんか?
なりますよね?僕もなります!
でも、何も考えずに撮ってしまうと、せっかくのおしゃれで美味しそうな料理も、魅力が半減してしまいますよね。
なんか違うな。なんか上手く撮れないな。と思う人も少なくないはず!
今回の記事を読めば、ただ撮ってるだけの人とは違う、少しレベルアップした写真を撮れるようになれます!
この記事はこんな人にオススメ!
・料理写真を美味しそうにおしゃれに撮りたい方
・食べる専門だったけどこれからは撮影もしてみたいと考えている方
本題に入る前に少し自己紹介させてください。
僕は北海道のとある自治体で地方公務員として働いておりましたが、一度きりの人生、自分の好きなこと・得意なことで生きていきたいと思い、「世間では」安定と言われる公務員を退職し、現在はフリーランスフォトグラファーとして活動しています。
詳しいプロフィールはこちら↓↓↓
https://takaempirewakuwakuwack.com/iamtakacha/
これまでの写真・カメラについての記事はこちら
https://takaempirewakuwakuwack.com/category/写真・カメラ/
さて、それでは本題に入っていきましょう!
\\\\٩( ‘ω’ )و ////よっしゃいくぞー!
料理写真・カフェ撮りの撮影は「光」と「高さ」で決まる!
僕が料理の写真を撮るときに気をつけていることは、「光」と「高さ」です。
写真を撮る上で光が重要なのはイメージがつきやすいと思うのですが、高さってイメージがつきにくいかもしれませんね。
ここでいう高さとは、料理を横から見たときの高さのことです。
例えると、パスタは高さが低いけど、パフェは高さが高い、というイメージです。
次からは、まずこの「高さ」の違う料理毎にお話ししていきます。
料理そのものの高さを活かして撮影してあげることで、料理の特徴を引き立たせることができるよ!
【料理写真・カフェ撮りのオススメ撮影方法】取捨選択をして、斜めから寄りで撮る〜高さが低い料理にオススメ〜
まず最初にオススメする撮影方法は、斜めから寄りで撮影する方法です。
意識してほしいポイントは余分なものは排除して必要なものだけを写すことです。
このポイントは料理写真だけでなく写真全般に言えることなので、常に意識をしてくださいね。
カメラの設定は特にこれと言ったオススメの設定はございませんので、ご自身の撮影のしやすい設定で撮影しても大丈夫です。
ここで言う余分なものは、カフェやレストランで言うと水の入ったグラスやお手拭きなどで、必要なものは、料理はもちろん、スプーンやフォークなどのカトラリーのことです。
寄りで撮ることで、余分なものを写さずに必要なものだけを撮影することができます。
せっかくのおしゃれで美味しそうな料理なのに、他の邪魔なものが目に入って、ゴチャゴチャしてる写真をSNSでよく見ませんか?
それは先ほどお話ししたグラスやお手拭きなど、撮影するべきではない余分なものが写っているからです。
余分なものは極力入れないようにしましょう。
逆に、カトラリーは写真に入れるように意識するとGOOD。
余分なものを抜かした!いざ主役の料理を撮るぞ!
と意気込んで主役の料理を撮ったものの、どこか味気ない写真になっていたりませんか?
そう、主役にはそれを引き立てる脇役が必要なのです。
カトラリーは主に金属製で作られているものが多く、金属のものを写真に写すことで「締まり」、写真としての中和が生まれ、主役をしっかりと引き立ててくれます。
このことを意識するのとしないのとでは、撮れる写真がかなり変わってきます!
上の2つの写真を見て、想像してみてほしい!
もしスプーンとフォークが写っていなかったらあんまりカッコ良くないよね。
〜斜めから寄りで撮るならこのレンズがオススメ〜
【料理写真・カフェ撮りのオススメ撮影方法】アイテムを使って真上から引きで撮る〜高さの低い料理にオススメ〜
次にオススメする撮影方法は、アイテムを入れて真上から撮影する方法です。
先ほどもお話しした、「余分なものを排除して必要なものだけ」を撮影する、応用編ですね。
この撮り方は、特に「必要なもの」とは何かを考えることがコツです。
余分なものを排除して、カトラリーも入れた。それでもまだ何か味気ない。
真上から写真を撮ると、この感覚に陥るはずです。
なぜかというと、斜めから撮るよりも真上から撮る方法はテーブルの余白が生まれやすいからです。
その余白を補ってくれるのがアイテムです。
ただ、そこで考えてほしいのはその料理にとって何が必要なのか、何を置くと魅せる写真になるのか、ということです。
ここを間違えてしまうと、ただゴチャゴチャしてるだけの写真になってしまうので、気をつけてくださいね。
作例を載せておきます。
これらは以前、日清フーズ株式会社(現 (株)日清製粉ウェルナ)さんから青の洞窟のパスタソースを提供していただき、自分で作って撮影した写真です。
青の洞窟シリーズということで、アイテムは青いものをチョイスして余白を埋めるようにバランスよく見えるように配置しました。
このように、料理そのもののテーマに沿ったアイテムをチョイスして置いてあげることで、真上から撮っても余白が寂しく写ることもなく、綺麗に撮影することができますよ♪
真上から撮る際の注意点と改善点
真上から撮る際に気をつけてほしいことがあります。
それは自分の影が料理にかからないように撮影することです。
せっかく上記のことに注意して撮影したとしても、自分自身の影が料理にかかってしまっては台無しです。
影がかかってしまう原因は料理の真上に照明があることが原因ですので、横や正面から光が当たる場所に移動して撮影してみましょう。
真上からの撮影は料理そのもののビジュアルと、撮影者のアイテムを選ぶセンスが試される撮影方法かも!
〜真上から撮影するならこのレンズがオススメ〜
【料理写真・カフェ撮りのオススメ撮影方法】背景に気をつけて、真横から撮る〜高さのある料理にオススメ〜
次にオススメする撮影方法は、真横から撮影する方法です。
真横から撮影することで、写真全体のバランスを取りやすくなるだけでなく、高さのある食べ物の高さを存分に表現することができます。
ただ、真横から撮影するこの方法は、背景に気を使わなければいけません。
このことから、背景をボカすため、カメラの設定のF値は最小値(解放)に設定してください。
このカメラの設定の部分については先ほどと違うことでもありますが、やることは一緒です。
先ほどはテーブルの上の「余分なものを排除して必要なものをだけ」を撮影してくださいとお話ししましたよね。
今度は、背景の中で「余分なものを排除して必要なものだけ」を撮影してください。
そのときに、お店の雰囲気も伝わるような写真にすると、なおGOODです!
これまでたくさんの横からの料理写真を撮ってきたけど、上の写真は特に、お店の雰囲気を、見る人に伝えられるように撮った写真だよ!
〜真横から撮るならこのレンズがオススメ〜
【料理写真・カフェ撮りのオススメ撮影方法】自然光こそ最強のライティング!〜できるだけ窓側で撮影しよう〜
これまで、撮影方法をお話ししてきました。
ここからは光についてお話ししていきます。
結論、綺麗な料理写真やカフェ撮りをしたければ、自然光で撮影しましょう。
料理の写真を撮るのであれば、レースのカーテン越しの柔らかい陽の光が当たる場所で撮影したり、カフェでの撮影をしたいのであれば、出来るだけ窓側の席に座りましょう。
あとは、先ほどからお話しした、料理の高さ毎に撮り方を変えて、余分なものを排除して必要なものだけを撮影してあげれば自然光が勝手に良い感じに写してくれます!
今回は初心者向けの記事ということで、ストロボを使用したライティングについてはお話しはしないよ。ライティングについては今後、1本の記事にするから、読んでみてね!
料理写真・カフェ撮りの際の注意点
オススメの撮影方法をお話ししてきましたが、1つだけ心がけてほしいことがあります。
それは、時間をかけ過ぎず、手早く撮影を終わらせるように心がけてください。
料理を美味しく食べるため、作ってくれた人のため、一緒に食事の時間を共有する人のためです。
提供された瞬間が1番綺麗に写真を撮れるチャンスでもありますが、同時に、1番美味しく食べられる瞬間でもあります。
料理は撮影するものではなく、食べるものだということを肝に銘じて、撮影を終わらせるようにしましょうね。
この前テレビで、おしゃれなスムージーを提供するお店が取り上げられていたんだけど、すごい行列だったんだよね。その後も観ていたら、撮影に30分以上かける人がいて、そりゃ行列になる訳だ、と納得したと同時に、これはマナー違反だよね。と感じたよ。みんな気をつけてね!
【料理写真・カフェ撮りのオススメ撮影方法】まとめ
さて、ここまで、オススメの撮影方法と注意点をお話ししてきました。
次回料理写真・カフェ撮りをする際にこの記事のことを思い出してくださると嬉しいです!
それでは、まとめます!
料理写真・カフェ撮りのオススメ撮影方法
・取捨選択をして斜めから寄りで撮る(高さの低い食べ物にオススメ)
・アイテムを使って真上から引きで撮る(高さの低い食べ物にオススメ)
・背景に気をつけて真横から撮る(高さの高い食べ物にオススメ)
料理写真・カフェ撮りの注意点
・美味しく食べるため、作ってくれた人のため、一緒に食事の時間を共有する人のため、撮影に時間をかけないようにする
以上、料理写真・カフェ撮りのオススメの撮影方法と注意点でした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
ばいちゃ!
今回の記事はカメラに限ったことではなく、スマホで撮影する時にも十分使えるテクニックだよ!ぜひ実践してみてね!
〜今回紹介したオススメのレンズ一覧はこちら〜
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